制作 寺田太郎
*全ての写真と文章にはコピーライトがあります。 転載は禁じ られています。
2010年秋から冬へ
小さな丘の 上に建つ私たちの家は[ソローヒル]と名付けられています。
その丘に沿って庭があります。6段に分かれている段々(だんだん)の庭、 [ソローヒル・ガーデン]です。
家の工事が始まる前から庭作りに着手しました。原野を切り開き、土をダンプで
運び入れ、ドングリから育てた苗や、山野からあるいは大勢の人々からいただいた木を植え続けて8年が経ちました。今では100本以上の花樹に増え、四季折 々に花を咲かせています。
素っ気ない地面に人の手を入れ美しい庭に造り変えることには、果てしない時間と労力が必要です。ソローヒル・ガーデンはその点、まだ未完成です。が、花は その季(とき)が来れば、いつでもどこでも美しく開きます。庭の片隅や木陰で、誰にも見られることはなくても、静かに咲きほのかに薫ります。そこには平安 と美が満ちています。
© Edward Levinson
ソローヒルは、 写真家エドワード・レビンソンとエッセイスト・ 鶴田静の夫婦が住んでいる場所の屋号です。名の由来は、
1.『森 の生活』の著者・ヘンリー・D・ソロー 2. 丘の上の一軒家からくる単独のという意味のソロからです。
私たちは、ソローの説 いたように、「シンプル」な生き方を目標としています。本質的に、素朴に、単 純に、素直に、そしてそこにいろいろな意味を込めて。
その一つが「庭」に造 り上げた大地で、動植物と共に自然の恩恵に感謝して 暮らすことです。のり面(斜面) を入れて約300坪の庭作りは試行錯誤ばかり続いていますが、何風とも言えない私たちのささやかなナチュラル・ガーデンにご案内しましょう。
ソローヒル・ガーデンのエッセイが本になりました。
発売中!!
『丘のてっぺんの庭 花暦』淡交社 1995円 96ページ
出版記念写真展と スライド・トーク・ショー&サイン会
詳しくは庭の千草 へ。
この庭はふだんは非公開です。ご覧になれる特別な日にちがもうけられます。
www.solohill.net
でご案内しています。
Also Please Visit
www.solohill.net
鶴田とレビンソン合同のインフォメーションが出ています。
Shizuka Tsuruta's Page 鶴田静ホームページ
Edward Levinson's Page エドワード・レビソンンのホームページ