2011 年春
いよいよ待ちに待った白木蓮。2本にびっしりと白い大きな鳥のような花が付きました。
ミモザが黄色に満開になり、ようやく春が来るという実感がしました。
それでもなかなか暖かくなりません。そのうちに、大震災が起こりました。
庭も喪に服すかのように、いつまでも沈黙していました。クリスマスローズは
顔を下に向け、黙っています。ラッパスイセンも、心なしか、その笑顔が少なく思われました。
けれども元気を出してこれからも生きていかなければなりません。と思うと、
いろいろな花が咲き出してくれました。シャロンのバラとの説もある、房咲きスイセン。
ベツレヘムの星の英名を持つ花ニラ、ムスカリ、オオイヌノフグリ、たんぽぽ、仏の座、
レンゲ、そしてスミレもあちこちでかわいらしくほほえみ始めました。
今は黄色いレンギョウと白いユキヤナギが競い合っています。
重苦しい3月が終わり、4月に入りましたが、三温四寒のように、19度になったり9度になったり、と
天気が迷うので、せっかく色づいた桜のつぼみも花開くことを迷っているようです。
東京では桜も見頃になり、お花見の自粛が叫ばれています。
被災地ではまだ下草も生えない状態でしょう。一日も早く緑が戻ってきますように。
吉野ツツジの咲いて華やかになった花壇 乙女椿は満開
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